水素療法について

①水素療法とはなんですか?

人間の「老化」は、体内で発生する「活性酸素」や様々な「炎症」が 引き起こす事が原因です。「ガン」も、その影響の一つです。「老化」の原因となる「活性酸素」を抑える事が、「老化防止」(アンチエイジング)と病気予防にもなると考えられます。「水素」の作用として、体内に起こる様々な「炎症」や「活性酸素」を抑える働きがある事が、近年発見されました。「水素」が、「痛み」、「抗加齢」を改善する可能性が示唆されております。
1.糖尿病の進行、合併症の予防
2.神経変性疾患の発症、進行予防
3.皮膚の老化(シワ、シミ)の改善
4.関節の慢性痛の改善
など、広範囲の分野に効果が期待されております。

②水素の効用について教えてください
水素の効用として、「抗アレルギー作用」、「脂質代謝改善作用」、「耐糖能改善作用」、「動脈硬化の発症抑制作用」、「パーキンソン病の症状改善作用」などが報告されています。水素の「抗酸化作用」、「抗糖化作用」、「抗炎症作用」を利用して、全身の「抗加齢治療」、「予防医療」、「不定愁訴治療」に効果が期待されます。
今までに、辻直樹先生の「水素」の臨床応用では、抗炎症作用を利用した鎮痛などに改善を認める報告が多数あります。骨、関節、軟部組織の「慢性痛」や、皮膚の炎症性疾患の炎症軽減に効果的な結果が報告されています。
 ガン、脳梗塞、動脈硬化、糖尿病、パーキンソン病、アレルギー性疾患、リウマチ、変形性関節症、肩こり、腰痛などの疾患に水素治療の効果が期待されております。

③水素治療にはどのようなものがありますか?

水素点滴、水素注射は「水素」を点滴、注射で、体内へ直接入れる治療です。水素サプリはいろいろなものが作られております。実は“水素”自体には違いがありません。ただし、水素を何に吸蔵させるか(付着させるか)、また、体内のどの部分で水素を発生させるか、さらに、 水素をどのようにして体内に届けるか等により、効果に大きな違いが生じるのです。また、現在は医学的エビデンスが無いまま、効用、効果が謳われている水素商品が多く出回っており、効果が懐疑的である商品も少なくありません。商品選びは、慎重にしなければなりません。
水素風呂は水素を発生する入浴剤を浴槽に入れて、入浴する治療です。皮膚から「水素」が体内に入る事で、血行が促進され、温まり、 脳を含む全身に「水素」が行き渡り、活性酸素による酸化ストレスを軽減します。 発生した「水素」が原因で、火を近づけて爆発するような危険はありません。但し入浴の際は水分補給を心掛けて長風呂での脱水症状にはご注意ください。