ドーパミンを増やす食べ物と減らす食べ物

ドーパミンの分泌量は生活習慣を改善することや食事によってある程度増やしたり減らしたりすることが可能といわれています。食事による対策も生活習慣の改善による対策も、それぞれ単独で行うよりは組み合わせて行った方が効果が高いため、ぜひセットで行うようにしましょう。
ドーパミンの原料は、たんぱく質です。必須アミノ酸やアミノ酸を含む食品を取ることが大切です。 必須アミノ酸はお肉(牛肉、鶏肉、豚肉)、魚、大豆食品に多く含まれます。これらの食品と共にビタミンB群(特ビタミンB6、ナイアシン)が必要です。もう一つミネラル(鉄)を取ることも大切です。これらは、たんぱく質の代謝に働きます。ビタミンB6はニンニクなどに多く含まれます。お肉自体にも入ってはいます。ストレスによって、ビタミンB群は、とても壊れやすいので、心がけて取ることが必要です。


増やす食べ物

主に体への刺激となる成分を含むものです。代表的なところではカフェインを含むコーヒーや、スパイスをふんだんに含むカレーや激辛料理などです。これは食事による刺激そのものがドーパミンを増やすという働きもありますし、交感神経が刺激されることでドーパミンの分泌が促されるという側面もあります。

減らす食べ物
一方でドーパミンそのものを食事で減らすことは難しいですが、セロトニンを優位にすることでドーパミンの働きを抑制することは可能です。セロトニンはトリプトファンを摂取することで分泌が促進されることがわかっており、逆に不足するとセロトニンも不足します。
トリプトファンは肉や種子類に広く含有するため、特に肉を多く食べる人はほとんど不足の心配は無いと思います。しかしダイエット中の女性などは不足することもあります。必要ならばトリプトファンのサプリメントを利用することも考えてみるといいでしょう。