妊婦さんの鼻詰まりの対処法

どうして妊娠すると鼻つまりがひどくなってしまうの?

妊娠中は粘膜が充血して、もともと鼻炎気味の人は鼻の粘膜が腫れてしまい、鼻詰まりを悪化させてしまう事があります。妊娠中に風邪をひいてしまったり、アレルギーや花粉症の時期と重なってしまうと、お薬もあまり使えない時期なのでとてもつらいです。妊娠中はホルモンの関係で花粉症が悪化してしまう場合もあります。

市販の点鼻薬を使ってしまうと、薬剤性の慢性鼻炎になってしまい、かえって鼻詰まりがひどくなってしまうこともあります。

 

 

サプリメント

花粉症による鼻づまりには青みかんのサプリメントが効くとも言われています。ビタミンDもアレルギーには有効といわれております。

 

 

加温、加湿

簡単な方法として鼻詰まりは鼻を温めることで改善されます。何もない時は、手の平で鼻を覆うだけでも効果があります。鼻がつまっている時は体を冷やさないように冷たい飲み物を避けるのもポイントです。

温かいお茶は蒸気を吸うことで鼻を温める効果も期待できます。鼻をかむときは片方(片側)ずつ力を入れないようにかむようにした方がよいです。一度に力を入れ過ぎると、耳にも強い圧力がかかり中耳炎の原因になってしまいます。

 

 

ツボ刺激

鼻づまり解消法のひとつに、「つぼ(ツボ)刺激」があります。ツボ指圧療法を続けていると、鼻の部分の新陳代謝が良くなり、鼻づまりの症状改善効果が期待できます。

小鼻の両脇の迎香(げいこう)というツボに指の腹を当て、やや強くもみ込み、そこから鼻筋に沿って、鼻の付け根のまで指圧してください。百会(ひゃくえ)と上星(じょうせい)も同時に指圧すると鼻づまりに効きます。百会は耳と鼻からそれぞれ頭のてっぺんに向かっていき交差した所で、上星は百会とまゆ毛の中間にある印堂の中間です。